色からの解放
以前から「Mモノクローム買いてぇ...」とうわ言のように呟いていた私ですが、先日ついに購入へと踏み切りました。
私が浮かれていたことはツイートからも伝わっていたかもしれません。
ボディが黒ならレンズも黒でしょ。と思っていたけど、こんだけ格好良いシルバーだったら話は別ですわ。 pic.twitter.com/WNs8puaMvU
— ラプラス (@TXW1T7M3cKywwBo) June 28, 2019
珍しく日記まで書いてしまったし。
反応してくれた人たちもいて嬉しく感じました。
そんな私ですが、初めてカメラを買った日からちょうど1年が過ぎました。
「1年でLeicaにまで行くことなんてねーよwwwww」
と思っていましたが、行ってしまったね!人生何がおこるかわからんね!
まあ、今考えれば1年前に購入したX-E3くんから繋がっていたのかもしれません。
当時の私は無趣味な人間であり(オタクではあったが)ひとつのことにお金をつぎ込む、ということはありませんでした。嘘です。ソシャゲに重課金することが時々ありました。
そんな私でしたが、何かしら趣味と呼べることを始めようかな?と考え始めたのが去年の5月ころです。
趣味とまでは呼べずとも、車で遠出することや、車に限らず旅行することが好きでしたのでそこら辺と繋がる何かが良いな。とふんわり考えてました。
そして最終的に選んだことがデジタルカメラの購入だったのです。出かけた先での思い出作りが目的ですね。
買うと決まれば次は機種の選定だ!
ということでカメラ系のブログを読み漁りました。
そんな中、読んでいて面白いブログには一つの共通点があることを発見しました。それは
〝富士フイルムのカメラを推している〟
という点です。
わざわざデカ文字で書いてしまいましたが本当にそう感じました。
デジカメを買ったことも無ければ調べたことも無かった私は「富士のデジカメってすごい人気があるんだ!」と思いましたし、調べれば調べるほど「確かに格好良いし、写真の色もめちゃくちゃ綺麗!」と洗脳(?)されていったのです。怖いですね。
※当時富士の業界シェアは5%程
とにかくメーカーは決まった!次は富士フイルムのどのカメラを買うかだ!
私が相棒として求めた条件は
1.高級機で無いこと。
2.小型軽量であること。
3.ファインダーがあること。
この辺でしたかね。予算はレンズとセットで10万円くらいに考えてました。
条件的にはX-E3かT20かのどちらか、という感じですが、見た目が気に入ったX-E3を購入することに決めました。
富士フイルムの「X-E3」を徹底レビュー!2台買っても後悔しないので愛を語らせて欲しい | はるふれ
X-E3作例付きレビュー!カメラ初心者のママ・パパにもおすすめ出来るすごい子です。 | Happy Traveler with Kids!
はるかさんやはぴこさんのブログを参考に買ったんだと記憶しています。
実際に購入したのが2018年7月4日でした。
当時はマップカメラとか知らんかったので探すのが大変でしたね。そもそも富士フイルムの商品があんまり取り扱われていなかったので...
初めてカメラを買った私ははしゃいで遠出しまくりました。
最初は「ひとりでもできる趣味」として買ったカメラですが、カメラ用のツイッターアカウントを作ってからは「誰かと共有できる趣味」となっていきました。
ベルビアの緑色が綺麗で、クラシッククロームの青が格好良くて、アクロスが最高で、とにかく気持ちよく撮影していました。良くできたカメラだよ本当に。もう手元に無いけど。
富士フイルムのカメラは色に関して細かい設定ができるのが本当に楽しいんですよね。物理ダイヤルが多いこともあって高価なオモチャのように感じます。
と、まあ思い出話が長くなってしまいましたが、ここからやっとタイトルに繋がってきます。
ぶっちゃけて言えば「細かい設定を弄るのが面倒くさくなった」のです。
設定を好きに変えることができる。だから設定を変える。いや変えなきゃならない?自分が好きなように?自分が好きな色ってどれ?どんな設定なら自分の好きな色になるんだっけ...
という感じになってきていました。特にX-T30を購入してから余計に迷走するようになり、自分の撮った写真が好きじゃなくなりました。
撮っている時は楽しくても、その写真を見直すのが楽しくない。
そう感じることが増えていきました。
最近はひとりで写真を撮りに行くことも減り、カメラを持っていることが、写真を撮ることが、「誰かと遊ぶための方便」なんじゃないかと思うことも。
そんな時、以前から心の中にあったMモノクロームへの憧れが膨れ上がってきました。
いっそのことモノクロしか撮れなければ、設定できることが少なければ、何も迷わず写真を撮れるんじゃないか?自分の写真にワクワクできるんじゃないか?
そんな思いがぐるぐると渦を巻き始めていました。
そして我慢できず、ついに購入して冒頭へ繋がります。
Mモノクロームを使うのは本当に楽しくて、叩き出す写真はとても気持ち良くて、撮る時にも撮った後にもワクワクして、私の心を開放してくれたのです。
X-E3を選んだ時からレンジファイダー機が格好良くて好きでした。
富士フイルムを選んだからモノクロ写真に興味を持ちました。
知り合った人たちが居たから今でも写真を撮っています。
だから今このワクワクを感じることができてます。
感謝してます。本当にありがとうございます。
ぐちゃぐちゃと書きなぐりましたが、結局言いたかったことは
「カメラ買ってから1年経ったよ!こんな俺と交流してくれてる人たちありがとう!今後もよろしく!」
ってことだけだったわ。駄文だけど、とりあえず書いておきたかった!